2012/6/4(月)新婚旅行@スリランカ<シギリア〜キャンディ>(3日目)

3日目の行程
午前 世界遺産シギリアロック観光
午後 キャンディへ移動(車3時間)
夕方 世界遺産キャンディ観光
夜  キャンディ泊(AMAYA HILLS)

この日が、この旅のハイライト。シギリアロック登山。暑さ対策のため朝7時前にはホテルを出発です。

【シギリアロック】★世界遺産
5世紀、狂気の王カッサパ王によって建設された岩上にある孤高の城。
カッサパ王はクーデターで父から王権を奪取したものの、自責の念と不安にさいなまれて岩上に城を建立。しかし、亡命していた弟王に攻め込まれ、カッサパ王は自害。11年間という短い年月の王朝となった。


シギリアロック。それは本気で崖の上の城。

▲この岩の上に城を造ったというクレージーさ。

やっぱり、この遺跡も謎があるらしく、「どうやって崖上の王宮に水を運んでいたのか?」とかわからないことがあるみたい。文明は進んでいたようで、王宮に行くまでには噴水の跡などもあったり。

▲この穴から水が出ていたらしいです

▲こんな遺跡の中を登っていきます

▲岩の中腹でも、この高さ!中央に見える切り開かれたエリアが入口

途中からは鉄の螺旋階段を使ったりしましたが、途中の金網が破れてたりして、高所恐怖症の私は軽く発狂。

そして、その中腹にあるのが岩山に描かれたフレスコ画の「シーギリアレディ」。
すごい…。美しい…。怖い思いをして登っただけある光景でした(って、まだ中腹ですけど)。



▲フラッシュだめ

その後、王宮のあった跡地まで登るわけですが、すでに螺旋階段でビビッており、ガイドさんにも心配されていた私は、一人で王宮跡地の入口で待つことに決定。旦那くんとガイドさん二人を見送りました。

▲王宮へは大きなライオン像の口の中から入るようになっていたみたいですが、現在はライオンの前足しか残ってません。階段も鉄階段になっています

▲私が見れなかった王宮跡地からのパノラマ風景(旦那くん撮影)

その後、一旦、ホテルに戻って身支度をしてからキャンディへ。
※途中、スパイスショップと宝石屋さんへも立ち寄り。

【キャンディ】★世界遺産
ウダラタ王朝(1474年〜1815年)の最後の都。日本でいう京都っぽい位置づけらしい


キャンディは風光明媚なところで、キャンディ湖を中心に広がる街です。
この日は偶然にもポヤデー(仏教のお祭りの一つで満月のお祭り)。
数年前にテロがあったということで、入口で所持品チェックを受けて入場した仏歯寺の敷地内広場(?)では、ミニ・ペラヘラ祭りが行われていました。すごいラッキー!!!

▲着飾った象などが敷地内を行進

パレード後、キャンディアンダンスショーを観るため、一旦仏歯寺を後に。
また仏歯寺に戻った時には、すっかり日も暮れてお寺がライトアップされていました。

▲仏歯寺も脱帽・脱靴です。

今度は仏歯寺の中に入ったんですが、この日は仏教の祝日だけあって強烈な人の海!ライブのモッシュなんて目じゃない。「はぐれないで〜」と叫ばれましても、まったく動けないです。この階段の途中で将棋倒しになったら確実に死にます。
いや、ほんと、冗談じゃないくらいの人、人、人。でも、こんなに多くのスリランカの人たちがお参りに来るってスゴイよなぁ。宗教が根付いているというのは、こういうことなのかなぁ。…と、モッシュの最中で思う私なのでした。
ところで、ラッキーは続き、この日は宝石でできた秘仏も開帳されてまして。しっかり拝んできました。ありがたや〜。